岩槻人形博物館

人形のまち、岩槻
江戸時代、「雛祭り」が行事として広まり、人形文化が華開きました。雛祭りの江戸での興隆を受け、鴻巣や越谷など、武州(現在の埼玉県を含む地域)の村々でも人形作りが始まりました。岩槻は大正時代以降に本格的な産地となり、高度経済成長期には県内最大の製作拠点として日本の人形産業を支えました。現在でも、まちを歩くと人形店や工房の看板が目に留まり、「人形のまち」の風情が感じられます。

岩槻人形博物館について
「さいたま市岩槻人形博物館」はさいたま市岩槻区に2020年にオープンした、人と人形の歴史を探り、未来へと人形文化を継承する博物館です。
人形や人形文化に関する資料の収集・保存、調査研究を行い、展覧会や教育普及活動などを通して、多くの方々に人形への親しみを持っていただけるような企画に取り組んでいます。
近代の人形産業を支えた岩槻の地から、広く国内外に向けて人形文化を発信していくミュージアムを目指しています。

https://ningyo-muse.jp/

所在地
埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1

[写真] 雛壇 江戸〜明治時代 岩槻人形博物館蔵

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